2015年ごろHIKAKINさんやはじめしゃちょーさんが”好きなことで生きていく”と言って全国に看板やテレビCMに出演していたことを覚えていますでしょうか。
今では、HIKAKINさんやはじめしゃちょーさんの知名度は半端じゃありませんが、当時は ユーチューバー という言葉があるかないかの境目でした。
ですが、好きなことで生きていくシリーズを始めたあたりから、徐々にユーチューバーという言葉が浸透し、今では子供がなりたい職業ランキングに入るほどになりましたね。
そんな中で、
「子供がユーチューバーになりたいと言っている。」
「将来はゲーム実況者になる!と言ってずーっとゲームをやっている。」
こんなお子様に対する親御さんの悩みを悩みを解決していきたいと思います。
結論は、すごく簡単です。
自分で考えて行動させる。
こんな変な大学生に指摘なんかされたくない!と思う方いるかもしれませんが、
「もし僕が今子供ならこうやって教育してほしいな」という思いで書くので、参考程度に見ていただけたら幸いです。
それではさっそくみていきましょう。
目次
今と昔の違い
まずはこれをみてください。
昔:インターネットがなく基本オフライン、同じ会社に長くいれば給料は上がる、職業の幅が狭い、副業禁止、辛いことが仕事みたいな概念 今:スマホの普及で行動範囲が広がった、スマホが普及して職業が増えた、同じ会社に長くいても給料は上がらない、副業あり、好きなことを仕事にできる(ゲーム実況者、ユーチューバーなど)
昔と今の比較です。
それ以外にも、新しい治療薬ができたり、技術の変化もありますが、今回は趣旨とずれるのでなしです。
昔は昔、今は今
こんな感じで昔と今ではガラッと180°変わっていることがわかります。
なのでまず、昔の人の考えは今の時代に通用するわけがありません。
昔は、辛いことをするのが仕事とか、副業禁止とか、はっきり言ってすごく頭が硬いような気がします。
なぜ楽しい仕事はダメなのか?なぜ副業禁止じゃなきゃダメなのか?の理由をはっきり言える人って少ないですよね。
昔の人は”とりあえず”を好む
大人は”とりあえずダメ”とか、特に理由もない”とりあえず”が多すぎるかなと思います。
昔はそれで通用してきたのかもしれませんが、それは間違ったことが浸透してしまって、それが常識になっていただけです。
自分の時には無かったこと、ダメだったことは、とりあえず、子供にもやらないでほしいという気持ちはわかりますが、それを子供に言う前に、少し考えてから言ってあげてください。
「今の時代のニーズにあった生き方とは何なのか?」「昔と今では教育の仕方も違うんじゃないか。」
そこの思考をフルに回転させてから、勉強しなさいとか、ゲームは1日1時間まで伝えられると思ってください。
教育の仕方は様々で一概にこれが正しい!とは言えませんが、ただ1つ確かなことは、昔と今は180°違うことです。
インターネットはこれからさらに発展する
ガラケーを使っていた時、この携帯が今のスマホの形になるなんて誰が想像できたでしょうか。
歩きスマホなんて言葉も、ほんの数年前までは存在しませんでしたよね。
昔のインターネットは、ニコニコ動画やYouTube、ミクシーなど数えられる程度の媒体しかありませんでした。
しかし今は、インスタグラムやティックトック、17ライブ、アベマなどなど、沢山の媒体が乱立し、日々新しいサービスが更新され、進化しています。
そして今は収益化されていなくても、今後YouTubeのように収益化されるものはたくさんあると思います。
何が収益化されるかなんて誰にもわかりませんが、どの媒体も常にチャンスです。
会社に依存するならインターネットに依存せよ
とは言っても、チャンスは目に見えるものではないため、将来が不安になるのもわかります。
そして「会社にいるから安心」という考えは昔と変わらず、今も通用します。
ですが、もしものことがあって、その会社が明日無くなったらどうしますか?
とりあえず落ち込んで、また新しい仕事を探す…というのがほとんど思います。
落ち込む、新しい仕事を探す、これらはどちらも会社に依存している証拠です。
お金を稼げるのは会社だけ。という固定概念しかないから、もし会社が無くなった時にあたふたしてしまうのです。
そうならないためにも、インターネットという、無限の可能性になるべく早く触れておくことが大事です。
これから衰退していく労働、日々進化しているインターネットなら学ぶべきものは一目瞭然です。
考えて行動できる人は強い
最初に書いた結論の部分です。
親になんでもやってもらっていた話
僕は小さい頃、親になんでもやってもらっていました。
これは僕が頼んでいるわけではなく、言葉を選ばないと親が勝手にやっていました。
そして大人になった時に、自分で考えて行動する能力が足りない。と感じました。
もちろん僕自身の経験不足や能力不足かもしれませんが、今考えたら小さい頃の遊びや習い事、高校の進路もある程度、親が選択肢を与えてくれていました。
これは親の身からすれば、心配だし、子供のため!と思ってやってくれています。
そして僕も、親の言うことは正しいと思って生きてきたので、その選択肢から選びました。
自分で考えて行動する能力が鈍くなった
学校で友達と喧嘩した時、就職を考える時、社会に出てから叱られた時など、小さいものでも人生色々な壁があります。
そういういざという時に、自分の頭で考えて行動できなくなります。
実際に僕がそうでした。
親がいなくて寂しいとかではなく、壁を目の前にすると、自然とどうして良いのかわからなくなるのです。
芯を持たせる
教育として見守るのはすごく大事で、子供に選択を委ねたりして考えさせる。そこで間違っていたらしっかりと教えてあげる。
そうすると、自分の頭で考えて行動する子供になり、しっかりとした考えや根拠を持って、
「ユーチューバーになる!」とか「ゲーム実況者になる!」または、「ユーチューバーなんて安定しないし、会社に就職する!」と言うと思います。
仮にユーチューバーになって成功できなくても、「こうやったら視聴者が増えるんじゃないか」とか「やっぱり就職しようかな」など、自分で考えて、答えを導き出します。
親としてもそれだったら安心できますよね。
子供に選択を委ねる、責任を負わせてみる。何か困っていたら近くで手を差し伸べてあげる、間違っていたらしっかり教えてあげる。
これが今回僕が伝えたかったことです。